2012年6月17日日曜日

小学校戦記(仮) 松の木の主討伐大作戦!!〜後編〜


プールを終え、まず僕たちは作戦会議を開いた・・・
ヤツを倒すためには、それくらいしなければ!!!
いや、うそ、ただ怖かっただけです
ビビってたんです、意気揚々と作戦にでることを決めたわりに
腹がすわらない、、、なかなかふみだせない、、、
たかが小学生、そんなもんである。
『、、いいか、ヤツを倒せば俺らはヒーローになれるんだ!』
『、、、、う、うん、ヒーロー、うん、ヒーロー』
『うんそうだよ、うん、ヒーローになるんだ、、、』
じゅんぺい、こういち、僕が尻すごんでいるなか
松の木に近づく陰一つ・・・ゆーいち?
気付いてからは早かった、おもしろいもんでどんなに怖くても
だれかひとりすすめば、みんな進む。
ペンギンが水に飛び込むみたいに、ずらずらと
僕らはゆーいちに負けじと松の木に走りよった

『ぬしいいいいい、どこだあああああああ、でてこおおおおおおい!』
『かくれてもむだだぞおおおお!とっととでてこーーーい!』
『おまえなんてこわくないんだからなーーー!たおしてやるーーー!』
『うーん、おまえちがう、ちっちゃい』
木の棒片手に松の木をきょろきょろ探しまわる四人、

    〜15分経過〜
『どーこー?ぬしー?どこー?』
『いーかげんでてきてよー!』
『だるまさーんがこーろんだ♪』
『あ、おまえかわいい、きれい』

    〜30分経過〜
『ねー、どこーーーーー?』
『今日晩ご飯なにかなー?』
『♪〜(木の棒ブンブン)』


『あ、いた』
『『『????!!!!!!!』』』

やつがいた、、、思ったより、でかい
めちゃくちゃ、でかい、、、
えーーーーー・・・正直こんなにでかいだなんて思ってなかった
手で覆い隠せないほどの大きさだった!

『『『・・・』』』
木の棒でつついてみる
ツン、うにょうにょうにょ!
ぞわわわわわわわ〜(鳥肌
血の気が引いた、すさまじい勢いで鳥肌が立った
逃げ出したかった、だけど、そのとき心の中で誰かが呟いたんだ

  ”こいつを倒して、ヒーローになるんだろ?!”

そうだ!僕らは、ヒーローになるんだ!!!!
僕らは戦った、ヒーローの称号を手に入れる、ただそのためだけに!!
僕らが木の棒で必死に戦っている時、こういちが最終兵器を持ち出した

その名も、、、、”石”
そう、石である。こういちは、ヤツよりも一回りおおきい石を持ってきた
『おーーー!こういちー!!ナイスアイデア!』
『よっしゃ!!やれーーーー!』
僕らは最終兵器をあいつの体へと打ち込んだ!!

ぶしゃああああああああああああああ!
飛び散るアイツの鮮血!!!、、、、、いや、緑の、体液、、、、
ヤツの生暖かい体液が僕らの体に降り掛かる
拳ほどもあるアイツの体からは、大量の体液が飛び散った。

『『『『・・・・・・・・・・・・・』』』』

なんとゆうか、もう言葉にできない
生暖かいし、なんかもう、もわーーーんって、うん
しかも何とも言えないにおい・・・・
僕らはこの感触を、忘れる事は無いだろう


その夏、僕らは見事に松の主討伐を果たした。
ただ、手に入れたのはヒーローの称号ではなく
なんともいえないあの感覚と
鬼と恐れられる田部先生の拳骨だった・・・・・



FIN

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